2023.03.02
2023年4月より、大学教員準備講座が認定プログラムとしてスタートします。
大学教員準備講座（Program for Preparing Future Faculty: Philosophy and Practice）とは？
名古屋大学高等教育研究センターでは、2010年度より大学院学生を対象に大学教員を目指す学生を対象にした2単位1科目の授業を開講してきました。2023年度からは、講座の内容を拡充し、体系的に構成した3科目4単位の認定プログラムとしてスタートしました。各科目を終了するごとに修了証が授与されますが、3つの科目すべてを修了すると、「大学教員準備講座修了証」が授与されます。
大学教員準備講座の構成科目と内容
①大学教員論（Preparing Future Faculty）（2単位・春集中）大学院共通科目／教育発達科学研究科高等教育学研究Ⅰ
大学教員としてのキャリアを考えるために必要な内容を学びます。大学教員の役割を知り、多様化する学生への教育や高度化する研究の推進など、大学教員の職務を多面的に検討する中で、大学教員として求められる知識や技能を習得することができます。
②大学授業の設計と実践（Course Design and College Teaching）（１単位・春集中）大学院共通科目
大学での授業実施に必要な授業デザインと教育技法に関わる知識やスキルを身につけます。シラバスの作成、授業見学、模擬授業等の実践的な学習を通じて、授業実践への十分な準備を行います。
③大学授業の開発と改善（Enhancing College Teaching and Learning）（１単位・秋集中）大学院共通科目
大学で授業をする場合に、自ら継続的に授業を向上させるための知識やスキルを身につけます。授業実践や教授法、専門分野の教材開発などから授業改善に資するテーマを選び、研究的なアプローチによる改善を試みます。
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これら3つの科目は一部の内容が互いに関連しています。どの科目から履修を始めても構いませんが、「大学授業の開発と改善」を履修する前に「大学教員論」「大学授業の設計と実践」を履修していることが望ましいです。
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科目によって履修や聴講の条件が異なります。詳細はシラバスをご覧ください。
対象者・受講方法
単位取得を希望する場合（名古屋大学の大学院生）
履修を希望する科目について、各研究科で定められた履修登録期間中に履修登録を行なってください。
聴講を希望する場合（単位取得なし／名古屋大学・岐阜大学の大学院生または教職員）
聴講を希望する科目の担当教員宛に、聴講希望の問い合わせを行なって下さい。聴講希望の締切等は各科目の案内をご覧ください。
今年度開講科目の案内
大学教員準備講座 プログラム修了証の申請方法
上記3科目（４単位）を修了したことが証明できるもの（修了証に記載されている番号など）と、「氏名・所属先、修了書の送付先のメールアドレス」を問い合わせフォームより提出し、申請してください。
3日以内（休日を除く）に返信がない場合は、再度お問合せください。なお、修了証の発行には2週間ほどかかりますので、ご了承ください。
問い合わせフォーム