2024年7月31日（水）、8月1日（木）、8月2日（金）の3日間にかけて、名古屋大学高等教育研究センターと共催で「大学教員論」が開講されました。本科目は、「大学教員準備講座（認定プログラム）」の一部であり、大学教員を目指すうえで必要な知識や技能の修得を目的とした短期集中プログラムです。

今年度の内容は、「大学・大学教員」を学ぶ、大学教員という職業とそのライフコース、授業の実施と大学教育の質保証、多様な高等教育機関と若手教員、研究指導と研究マネジメント、社会サービスの実施、大学教育におけるチームワークと学生参加、大学教育・研究の国際化、ICTツールと学習データの活用、そして模擬授業です。

受講生は事前にオンデマンド講座を視聴して事前課題クリアしたうえで対面での講義やディスカッションに参加し、大学教育についてお互いに知見を深め合いました。文理の専門分野や学年、大学での身分を問わずにざっくばらんに意見交換や交流ができたことはまさに得難い経験でしたね。

本授業の最終成果として行われた模擬授業では、学んだ教授法等の知識・技能を生かして自分たちの授業を作り上げていました。ユニークな教材の見せ方、異分野の受講生への専門用語の説明の方法、斬新な授業の導入や設計など、授業づくりで参考になる視点を得られたかと思います。

多様な受講生や教員によるフィードバックも有益だったのではないでしょうか。

受講生の皆さん、お疲れ様でした！

大学教員論2024　チラシ